川口 誠

Makoto Kawaguchi

税理士

不動産投資家
元国税調査官

経歴

  • 1979年京都府宇治市生まれ
  • 出身は東京都稲城市
  • 小学校4年から中学校までの6年間はシンガポールに滞在
  • 帰国子女として都内の高校に入学
  • 大学、大学院では税務会計を専攻。論文のテーマは「企業の利益と税金の実証研究」で、企業は利益を上げたい反面、税金を抑えたい動機があるため、会計方針によってどちらを選ぶかといっまデータ検証。
  • 税理士試験の簿記論、財務諸表論に合格して、税理士試験免除
  • 税務署、国税局、国税庁と一連の国税組織で、18年にわたり、法人の調査事務に従事。中でも、上場企業のような大規模法人を調査する国税局調査部が10年と長い。
  • ワンルーム、アパートを購入し、不動産投資を行う。不動産税務に精通。
  • 令和6年に公務員を退職し、税理士事務所を開業

職歴

平成18〜23年税務署 法人課税部門
平成24〜28年国税局 調査第一部 調査管理課、調査第四部 調査部門
平成29〜30年国税庁 調査査察部 調査課
令和元〜5年国税局 調査第一部 広域情報管理課、国際調査管理課、国際調査課

書籍

  • 「元国税の不動産専門税理士が教える!不動産投資 節税の教科書」(令和6年9月25日)

趣味

  • スポーツ観戦
  • 映画鑑賞
  • 沖縄や海外旅行
  • ジムトレーニング

性格

  • 積極的、行動力がある
  • その反面、計画的でもある
  • 好奇心旺盛
  • 大局と小局を見極められる
  • 人とのつながりを重んじる
  • 意外とセンシティブ

得意なこと

  • 付加価値や効果を高めること
  • 発想力が求められる仕事
  • 自分の興味がある物事に取り組むこと
  • 資料作成
  • 電子媒体を使うこと

不得意なこと

  • 付加価値や効果を生まない取組み
  • ルーティンワーク
  • 自分の興味がない物事に取り組むこと
  • 結論のない会議、打合せ
  • 愚痴が多い飲み会
  • 年功序列、集団行動
  • 紙媒体を使うこと

Q&A

なぜ税理士になったのですか?税理士という仕事を通じて、どのようなことを実現したいと思っていますか?

私の就職時期は氷河期でしたので、就職よりも、手に職を持つことを考えていました。幼い頃から公文で算数を習い、計算が得意であったこと、大学、大学院で税務会計のゼミを専攻し、ゼミの教授が税理士であったことから税理士になることを決めました。

日本は他の先進国に比べて、租税教育を含めてお金の教育が遅れています。納税が義務であることを当然として、節税を権利だと主張する人が少ないのはそのためではないでしょうか。

節税はその方法を知っているか知らないかの違いによるところが大きいです。元公務員として、税理士業務とは別に租税教育の充実を図り、社会に還元していきたいと思っています。

独立したときの経緯を聞かせてください。

もともと税務調査の相手である調査官になり、国税組織を知ってから税理士になろうと決めていました。

そして、公務員として働きながら不動産投資を始めて、更に資産規模を拡大したいと思い、公務員を辞めて税理士になりました。

これまでの国税組織での税務調査の経験のみならず、不動産投資の経験を加えることで得られる不動産税務のノウハウを、お客様に提供することができる自信があります。

事業に対する夢と目標を教えてください。

税理士としては新米であるため、当面は税理士業務に力を入れて行きたいです。

また、書籍、YouTubeを通して、広く周知していきたいです。不動産投資に関するものや、元国税調査官の税理士として不動産税務に関するものです。

10年後には、租税教育を教育課程に織り込む等、後生に何かをかたちにして残していきたいです。結果として、NHKのプロフェッショナルに出れるくらい頑張りたいですね(笑)

どのような瞬間に仕事へのやりがいを感じますか?

ありきたりですが、お客様からありがとうと言われることです。調査官として税務調査をしているときに納税者からありがとうと言われることはあり得ませんでしたので、うれしいです。

お客様はなぜあなたに顧問を依頼されたのでしょうか?お客様はどのような問題や課題をお持ちですか?

私の顧問料は他の税理士に比べると高いかもしれませんが、それに見合う質の高いサービスを提供する自信があります。お客様は、私が提供するサービスにその価値があると判断されて依頼されています。

私は自ら不動産投資をしており、不動産税務を経験しています。更に、国税局調査部で10年にわたって大企業の税務にかかわってきましたので、不動産オーナー会社や不動産事業会社の税金対策に期待していただいているように感じます。

不動産投資家や不動産オーナー会社は、物件の売買や減価償却により、税金の金額が大きく左右されるのですが、その計画的な部分でうまくいってないことが多いと感じています。